今日から、『かどやンの介護日記』とタイトルをつけることにしました。
ほんと介護は、疲れます。24時間休む暇なく、死ぬまで続きますよね。
みなさんは、どう介護と付き合っていますか?
ついつい、愚痴が出てきますが、このブログを見ている方で、
同じような環境の人であれば、つながりたいと思いますので、
よろしくおねがいします。!
出典:痴呆症の言動の変化
今日は、介護の観察のポイントととして『言動』を学びたいと思います。
今思えば、【痴呆発見のきっかけ】がありました。
痴呆の多くは、身近な人が普段の行動や会話から
「ちょっと変だなあ」と気づくことがきっかけで、発見されることがあります。
痴呆も早期発見・早期対応が重要です。
ここでは、痴呆を疑うきっかけとなる言動をご紹介しましょう。
私の体験したことがいくつもあります。
1)生活能力の変化
家事など作業ができる場合、作業能力が低下し、
作業に基本的な誤りが生じます。
洗濯に時間がかかる、料理の味が突然変わる、簡単なお金の計算を
まちがえる、などです。
ふだん当たり前にできてることができなくなり、
そのうえできないことを素直に認めないときは要注意です。
できないことに対して怒ると、相手も反抗してきます。
2)性格の変化
積極的だった人が消極的になったり、活気がなくなったり、だらしなくなったり、
嫉妬心や猜疑心が強くなったりと、性格に変化が起こってきます。
一般に、高齢化によってもともとの性格がより先鋭化してくるといわれていますが、
痴呆によって性格が180度変わることがあります。
ええ、こんな性格ではなかったはずなのに、、、とかなりました。
3)会話の変化
同じ話を繰り返したり、同じ質問を続けたり、あやふやな記憶での会話を
することが特徴になります。記憶の障害が起きるからです。
記銘力(新しくものの名前を覚える)が低下し、同時に想起力
(名前をすぐに覚える能力)も低下して、「あれ」「それ」「あー」「うー」と
いった言葉が多く使われるようになります。
4)行動の変化
記憶の障害が進んでくると、財布や貯金通帳、印鑑のようなものを
しまい忘れたりします。もう数年前に貯金通帳と印鑑は、私が管理しています。
そのうえ、鍋のかけ忘れなどが時々起きました。火事になったら大変です。
不注意で済まないことがしばしば起こるようになります。
さらに重度になると、徘徊したり、自分の居場所が分からなくなったりします。
今のところ徘徊がないので、助かっています。
痴呆の言動の変化をつらつら述べてきましたが、このように勉強すると、
そうか、あの時のサインが痴呆のきっかけだったことが後になってよくわかります。
今思えば、最初は印鑑、通帳の置き場所がわからなくなりました。
そして、鍋のかけ忘れ、家の鍵の紛失、年月日が分からないことなどなど、
だんだん、症状が悪くなるのでそれに対応しなければなりません。
それに応じて私の介護の手間が増えていくことになります。
最近では、今やったことを忘れて、二度三度同じことを繰り返すようになりました。
紙パンツを洗濯置き場に置きます。何度も、これは、新聞紙に包んでごみ箱に捨てるように
行為で教えるのですが、できません。できないと、紙パンツをいろんなところに隠します。
それを見つけては、ごみ箱に捨てます。
それもこれも、「痴呆症という病気」なんで、しかたがないと自分に言い聞かせております。
私同様、介護に悩んでいる方がいれば、どうぞ、お便りください。
そういうつながりを求めています。よろしくお願いします! かどやんより
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